スパンコールへの思い入れ

ドレスに縫い付けましたスパンコール。

小さな手芸やさんで4ミリのネイビーのスパンコールを買いました。

形は平らで、輝きに品があります。

どう生かそうか悩んで、レースのモチーフにカットした裾と下の方の花モチーフの真ん中にも縫い付けました。アクセントに3ミリのシルバーのスパンコールもおりまぜています。


スパンコール初心者なので、図書館で2.3冊ビーズや舞台衣装の本を借りて、縫い付け方の基礎を学習。

いざ、縫い始めると、


「こういう細かい作業好き~」
と楽しいものの

進まなーーーい!超時間がかかります!

スパンコールの世界って、


THE手仕事


なんですね~。

だからこそ楽しいのですが。


そして、

縫い付けながら思い返していたこと。

学生時代にフィギュアスケートをしていました。その試合用の衣装を、とてもおきれいな先輩に譲っていただいたのですが、その衣装は、


黒地にシルバーのスパンコールとビーズで

雪の結晶のモチーフが全体刺繍されていました。ストイックにシルバーひと色なのも素敵でした。


全体にスパンコールとビーズが散りばめられているので、持つとシャラシャラと音がするほど。すごい技術と仕事量だなあ、と感心した記憶があります。

あれは、職人さんの手仕事だったのか、お母様の手仕事だったのか、どっちだったのかな?写真も何もなく、私も後輩に譲り手元にないのですが


あの手仕事をもう一度見たいなあ

と思いながらチクチクとしていました。


私はフィギュアスケートは超へたっぴだったのですが、あの衣装を着て、滑り出すまでは「すごい滑れる人?」

みたいに見えたのではないかしら?

完璧に見掛け倒し!効果のあるお衣装でした。


そんな

職人の手仕事にあこがれる気持ちや

記憶に残る衣装を作りたい気もち


を、思いながらひたすらチクチクと作業した

スパンコール付けです。

舞台でごくごくさりげなく

でもきらりと光るといいな。

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